実績紹介


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横浜市*鉄筋コンクリート住宅の断熱リフォーム

横浜市*鉄筋コンクリート住宅の断熱リフォーム After

Before

作業・施工内容

今回は横浜市の高級住宅のリフォーム事例です。

実は、雑誌で取り上げられたこともあるデザイン性の高い住宅。

ご依頼は大工事となる断熱リフォームのため、それに伴う足場の仮設工事、付帯板金工事、塗装工事も合わせてご依頼いただきました。

 

*場所/横浜市港北区

*実施概要/断熱リフォーム、足場の仮設工事、付帯板金工事、塗装工事

*工期/1ヶ月(当社施工範囲)

*予算感/200万円(当社施工範囲)

 

下の写真は施工前の外観です。

こちらの建物をどのように施工していったのか、そのポイントをご覧いただきましょう。

 

 

■足場の仮設工事■

まずは、施工のために足場の仮設工事を行いました。

住宅の四方をコンクリートの高い壁で覆われていて、

大きな中庭や坪庭があるお宅でしたが、宅内へは玄関以外からは入れません。

中庭側に足場を組むために家の中を通って資材を運ぶわけにはいきません。

そこで周りを一旦架設し、そこから中に飛び降りて中側の足場を架けました。

足場屋さんにご協力いただき、若い職人さんも含めて、述べ30人近い人数で組みました。

 

     

 

 

■屋上のリフォーム■

 

●防水工事

足場ができたら、経年変化で古くなっていた屋上の防水工事をしていきます。

施主様が以前に防水屋さんに依頼して、古い防水の上に新しい防水を重ねるカバー工法で防水をしていたようですが収まりが悪くなっていました。

 

  

防水工事の様子

 

 

上の写真が防水加工が終了時の屋上です。

綺麗に仕上がりましたが、下の写真のように高さの取れないところも出てきます。

 

 

高さがないと雨漏れの原因となりますので、ベニアを二重張りして高さを出していきます。

高さの水平が取れていない部分はしっかり水平を見ながら取り付けます。

 

 

 

●板金工事

続いて細部に板金加工を施していきます。

今回は真っ白な板金笠木で際立たせました。

箇所により高さ、幅、下地の材質の違いなどの諸条件は異なりますが、統一感のある仕上がりを意識します。

 

 

板金笠木との重なり部分は、防水対策をしっかりします。

万が一水が入った場合でも中まで入ってこないように、隙間を埋めるコーキングという詰め物を2重にし、更に板金を折り返して3重の対策にしました。

 

 

高さが足りなかった部分もこのように高さができましたので、

雨漏れの危険性が少なくなります。

 

 

統一感のあるきれいな仕上がりになりました。

 

●窓まわりの板金工事

断熱リフォームをしたので外壁が60ミリ以上厚くなり、窓が外壁より凹んでしまいました。

窓が凹むと窓ガラスの汚れや漏水の危険性が高まりますので、板金水切りを取り付け、雨水が窓や外壁を汚さないようします。

 

 

勝手口の上にも同様に取り付けます。

 

 

 

※※板金工事こだわり職人技!※※

板金工事は難しいものほど、出来上がりが簡単なように見えます。

今回の施工の中で、職人の知恵と技を発揮したポイントを2つご紹介します。

 

1.幅広で長い板金笠木(幅約800ミリ、長さ約3700ミリ)

 

 

通常、板金を加工するために使うベンダー(曲げ機)は3000ミリ(3m)です。

今回の長さでこのベンダーを使うと途中で繋がなくてはなりません。

しかし幅が広いので、繋ぐとその分漏水のリスクが高まってしまいます。

施主様のためにもそのリスクは避けたいので、検討した結果、4000ミリ(4m)以上を加工できるベンダーのある場所で加工をして、傷が入らないように曲がらないように現場まで運び、慎重に取り付けました。

 

2.既存の下地の不具合の施工

 

 

この箇所はもともとの下地がなぜこうなっているのか、理解できないような状態でした。

(決して良い状態とは言えません。)

現場ですぐには加工できる施工ではないのですが、そのままにしておくわけにはいきません。

悩んだ結果、下の写真のようになりました。

 

  

 

表側と裏側を納めるように仕上げています。

 

★同様の依頼をされる方へのアドバイス★

今回のような断熱リフォームや塗装工事などの大きい工事の場合、そのメイン工事の周りには板金工事が必ず必要になります。板金工事の施工の仕上がりが、施工した住宅の安全と耐久性を左右します。

当社の施工のこだわりポイントは、コーキング(隙間を埋める詰め物)が切れても安全な施工です。

職人の知恵と技を絞り、より安全で長持ちする施工を常に目指しています。

 

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企画・構成:松永 亨

文章:AnyMaMa編集部

 

松永 亨 ”あったらいいな”をテーマに、さいたま市で株式会社プラウドという板金工事業を創業しました。 九州は熊本出身で、元は船乗り(漁船ではありません、航海士です)で商社出身の工事業には珍しい経歴です。 建築資材の商社に勤務したことで、建築業界の人と人のつながりの強さと、心意気、そして想いを形にすることの大変さと、協力しあって作ることの楽しさに触れ、工事業を創業しました。 趣味は、座禅とビリヤード、車とドライブです。

 

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