杉並区*狭小地での慎重な施工も実施しています!
作業・施工内容
今回ご紹介するのは、都内3階建て・耐火構造建築の施工です。
こだわったポイントは、施工難易度の高い立地・建材で、
いかにシンプルに仕上げるかということです。
こちらの写真は、完成した外壁です。
車庫内は木材で施工することで、外観とのコントラストでスタイリッシュなデザインです。
夜もダウンライトの光でとても綺麗に映える佇まいとなりました。
*場所/東京都杉並区
*実施概要/外壁の施工
*工期/約2ヶ月
*予算感/約500万円
施工内容は、下地を二重貼りしその上に外壁材を施工しました。
下地は、吉野石膏社の石膏ボード21㎜を2枚重ねて貼る作業です。
外壁の仕上げ材は、レクサスのショールーム等でも使用されている、
ニチハ社の高級外壁材です。
杉並区で3階建てですので、近隣住宅や道路との隙間が少ないため、
木造建築物であっても耐火仕様にする必要があります。
また、足場が十分に確保できる環境ではありません。
その中で、職人たちが3~4人のチームで、声を掛け合いながら慎重に施工していきます。
こちら施工途中の写真ですが、巾の細い木材を隙間のない様施工していきました。
細かい分も慎重に作業するため、工期2ヶ月のうち約3週間は
下地の二重貼りに費やしました。
下地を綺麗に施工した後は、外壁材のサイディングボードです。
今回の外壁材は高級品のため、1枚ずつ傷が入らないよう梱包されています。
開封や運搬時に少しでも擦ってしまうとキズが入ってしまうため、慎重に扱います。
通常外壁材は、注文してから3~1週間程度で入荷します。
ですが、今回の外壁材は入荷に2ヶ月かかります。
現場での予備も含めて過不足なく発注する必要があるため、材料の手配も緊張しました。
ですが綺麗に仕上がった外観は、大変だったことを忘れさせてくれます。
黒色や銀黒色に光る、渋い仕上がりとなり、
静かでシンプルなスタイリッシュな仕上がりとなりました。
★同様の依頼をされる方へのアドバイス★
施工の丁寧さがわかる出隅(建物外観、四隅の角)の写真を取り忘れたのが口惜しいですが、
通常の出隅役物使用ではなく板金を利用した納まりになっています。
入り口三角の形状においても、出隅においても、
様々な角部分での納まりをいかにシンプルに仕上げるかがポイントがだと思っています。
当社では細部の仕上がりまで一切の妥協をしません。
デザイン性の高い建物など、こだわりをお持ちの方はぜひ一度当社にご相談ください。
企画・構成:松永 亨
文章:AnyMaMa編集部(https://anymama.jp/)
松永 亨
”あったらいいな”をテーマに、さいたま市で株式会社プラウドという板金工事業を創業しました。
九州は熊本出身で、元は船乗り(漁船ではありません、航海士です)で商社出身の工事業には珍しい経歴です。
建築資材の商社に勤務したことで、建築業界の人と人のつながりの強さと、心意気、
そして想いを形にすることの大変さと、協力しあって作ることの楽しさに触れ、
工事業を創業しました。
趣味は、座禅とビリヤード、車とドライブです。