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横浜市*板金を活かした「シンプルモダン」な住宅を低コストで実現!

 

今回は売り主様からのご依頼で建築し、

即売となった住宅のご紹介です。

 

*場所/横浜市青葉区

*工期/約2カ月

*予算/約300万

 

●コストを抑えるため、屋根面の素材に工夫

 

まず、コストを抑えるため、屋根面の大きな部分にコロニアルクワッドという素材を使用しました。

コロニアルクワッドとはセメントや粘土などを素材にした瓦です。

洋風の家に人気の屋根材で、今回の板金素材とも相性がいいので吹き抜けの中庭周りの板金(笠木板金かさぎばんきん)を自然にきれいに見せています。

コロニアルクワッドと板金の接合部分は現場合わせで、繋がって見えるように仕上げました。

 

 

 

 

●細部に光る職人の技術

 

シンプルでモダンなデザインにするには、実は職人の高い技術が必要です。

シンプルなデザインは一見、簡単な構造に見えますが様々な部分にこだわりを施しているのです。

 

「八千代折り」

 

2階のバルコニー周りの庇(ひさし)に用いられているのは「八千代折り」という手法。

庇とは、バルコニーの上に付けられた雨除け用の屋根のことです。

庇の奥と側面の立ち上がり部分にハサミでの切り込みを入れずに、板金を折り紙のように現場で合わせて折る手法です。

これにより雨水が吹き込んでも水が入らない構造になります。

 

 

「馳組(ハゼ組み)」

 

横のつなぎ目は、目立たずしっかり丈夫になるように、「馳組(ハゼ組み)」という手法で組みました。

つなぎ目が自然に仕上がっているので、水が入らず長持ちします。

 

 

 

●外壁は通気モルタル工法

 

室内からの湿気などで外壁の内部が痛まないように、外壁の裏を外気が下から上まで通り抜けるようにして、乾燥状態を保てるようにしています。

この工法により、外気との温度差を遮断でき、外壁を長持ちさせる効果があります。

 

 

 

●外壁の色は落ち着いたブラウン色とホワイト色で「シンプルモダン」に

 

吹き抜けから見える部分は全てホワイト色で、残りの部分は落ち着いたブラウン色にすることにより、シンプルかつモダンな雰囲気を作り出しました。

1階部分の塗り分けの場所は、境目にアルミを使い、非常に細い線でオシャレに塗り分けをしています。

 

 

●雨どいは製造開始を待って新商品を使用!

 

雨どいにはパナソニック製の「KAKU」というシリーズを使用しました。

雨どいのデザインが大きく変更される商品は滅多に出ないのですが、

今回新しいデザインが加わったので、御依頼主様とデザイナーさんに提案し、

製造開始をを待って使用しました。

 

雨どいのメーカーさんにも参考事例として取り上げていただいております!

 

★同様のご依頼をご検討の方へアドバイス★

シンプルで長持ち、飽きのこないデザインで、メンテナンスがフリーになる方法はたくさんあります。初期投資は一般的な建売住宅に比べれば高くなりますが、30年以上住むことを考えれば、メンテナンス代等を考慮すると安くなります。

また、もし売却の際には付加価値が高いので評価額も変わります。

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企画・構成:松永 亨 

文章:AnyMaMa編集部

 

松永 亨
”あったらいいな”をテーマに、さいたま市で株式会社プラウドという板金工事業を創業しました。
九州は熊本出身で、元は船乗り(漁船ではありません、航海士です)で商社出身の工事業には珍しい経歴です。
建築資材の商社に勤務したことで、建築業界の人と人のつながりの強さと、心意気、そして想いを形にすることの大変さと、協力しあって作ることの楽しさに触れ、工事業を創業しました。
趣味は、座禅とビリヤード、車とドライブです。

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